プロフィール

寺下 克
株式会社ニコクリエイトの寺下 克です。どんなことでもお問い合わせください。

経歴概略

オフィスメーカーでレイアウト、動線、プロ意識を学び、ハウスメーカーで営業、身嗜み、建築を学び、パソコン学校でPCスキル、インストラクタースキルを身に付け、IT知識を学び、パソコンスクールで、ネットワーク環境構築の為のPC設定、配線の知識を学び、ベンチャー企業でITを駆使したワークスタイルを経験し、上場を目指す創業時のリアルな現場で仕組化、システム化に取り組み、過去の経験をフル活用し様々な課題解決の実績を積み現在に至る。

詳細

創造社デザイン専門学校にてインテリアデザイン科を卒業

株式会社アイティーオー(オフィス家具メーカー)にてオフィスプランナーとして従事

こちらではメーカーでありながら直販部隊に所属させて頂きクライアントとの打ち合わせから、レイアウトプラン、内装プラン、図面、3Dパース、プレゼン資料、見積もりを作成しクライアントへプレゼンを実施。

受注後、家具備品、内装業者の手配、施工管理、家具納品立ち合い、組立、引き渡しまですべての工程を担当させて頂きました。

オフィスレイアウトプランを考える上でオフィスで働く人々が効率的に快適に過ごす為に人の動線、備品の配置がいかに重要であるかを学ぶ。

またクライアントからの要望に対してその要望を上回る提案が出来なければプロとは呼べないと自覚。

大成建設ハウジング近畿株式会社にて営業として従事

こちらではコンクリート住宅パルコンという商品を販売。基本的には土地をお持ちの方が対象で部屋割りから自由に設計する注文住宅。最低受注金額で4500万、最高で1億2千万の案件を受注。

営業面では前職のオフィスプランナーの経験を活かし、お客様の要望を聞きながらその場でラフを作成。後は清書を設計に依頼。

扱う商品が高額という事もあり、徹底した身嗜みというものを身に付ける。

この頃にウィンドウズが出始め他社は資料をノートPCに入れてお客様先でプレゼンするようになる。社内でウィンドウズへの導入を強く提案しましたが会社の規模が大き過ぎる為導入は叶いませんでした。

パソコンスクールに通う

住宅営業の時にウィンドウズの出現に衝撃を受け、これからは絶対にPCを使えるようになっておく必要がある!と確信していたので退職後すぐに自腹で30万を払いパソコンスクールに通いMS Officeの勉強からインストラクター資格まで取得。

ヘルプデスク株式会社(パソコンスクール運営)にて運営スタッフとして従事

こちらでは運営、営業、スクールの環境整備(生徒用PCの設定、ネットワーク環境構築、配線等)を担当。

この頃に一クラス10台~30台のPCのセットアップ、配線、ネットワーク構築のノウハウを身に付ける。

パソコンスクールブームに乗り、生徒の方がスポンサーになってくれるという事でパソコンスクールを立ち上げようという事になり退社。結果、物件や費用面を詰めて行ったところで頓挫。

株式会社ニーツにて営業として従事

この頃ITバブル、ベンチャー企業というトレンドが有りストックオプションを目指して世の中にベンチャー企業が溢れておりその中の一つである㈱ニーツという会社に契約社員として3か月ほど働かせて頂く。結果、上場に向け予定通りに進まず規模縮小という状況となる。

こちらの職場でITを駆使したワークスタイルを経験。

株式会社イデアプラスに本部スタッフとして従事

日本LCAというコンサルティング会社の戦略子会社として飲食業界での上場を目的に作られた創業間もないタイミング。自身の将来の独立の為立ち上げ時を経験する為に入社。。

  • 銀のさら本部であるREXとの窓口を担当。
  • 関西銀のさら直営35店舗、加盟店7店舗、計42店舗の出店を担当させて頂く。
    展開当初1年目は24店舗出店という超スピード展開戦略。物件探しから店舗レイアウト、内装工事手配、現場管理、店舗内ネットワーク環境整備といったOPENまでの準備を一式担当。過去の知識、経験をフルに活かす。
  • 店舗がOPENする際にはデリバリーやメイクとしてオペレーションにもヘルプで入る。
  • オープン時のキャンペーンや年末年始の超繁忙期にヘルプで入った際にエリア内を把握していない状況にも関わらず2件、3件分のお寿司を積んで配達へ出なければならない状況が続く。ルーティングに時間が掛かり、出発後に道に迷い、遅配を起こし、クレームとなりオペレーションが崩れる事がしばしば。
  • この問題を解決すべく宅配支援システムイーグル(WinXPバージョン)を開発。イーグルの導入、研修、運用安定に至るまでを担当。
  • 銀のさらの締め作業に各店90分ほど要しており閉店後終電に間に合わない店舗が続出。どうにか締め作業を短縮しなければならないという事で売上管理システムWEBtmを開発。締め作業が30分で済むようになる。
  • さらにはWEBtmに精度の高い店舗PL、ABCから理論原価を算出等追加の開発を実施し管理指標すべてをこのシステムで管理出来るようになる。
  • 銀のさら加盟店SVを担当。本部SVからSV業務を引き継いだ時点では衛生状態も悪く、売上不振の店舗も散見。自身が担当してからは業績改善の前に店舗の状態基準を上げる!事を第一優先に取り組み、直営店舗よりも綺麗な店舗状態を実現。
  • 加盟店の某店はOPEN当初から売上不振が続いており平均300万での推移。自身がSVになった以降は店舗状態の改善に取り組み、年末年始の目標を立て、店舗全体で取り組むようご指導。結果、年末年始2年連続レコード更新、売上平均も500万を超えるまでに改善。
  • 全国の銀のさら店舗230店舗が対象の匠甲子園というメイクの大会があり直営店の代表を指導させて頂き見事全国優勝を果たす。
  • その後全社的なシステムの管理責任者となり銀のさら以外の業態(レストラン、フードコート、居酒屋等)の売上管理ツール(ポスレジから売上データを収集し日々確認したい指標を集計)の開発、発注入荷管理ツール(店舗からの発注実績と納品実績と業者からの請求実績を管理)の開発、メニュー作成ツール(仕入れ食材をレシピに基づき分解し理論原価の元データ)の開発、原価管理ツール(ABCを流し込む事で理論原価を算出)の開発。
  • 社内サーバーの管理、パソコン、機器の管理、グループウェアの管理を担当。
  • システム管理者の工数を減らし、維持管理費のコストダウンを図る為に様々なサービスを比較検討した結果グーグルアップスの導入を決定。研修、安定運用をまでを実施。

イデアプラスでは創業当初(15人)から150名の規模にまで拡大する過程で本部機能をいかに限られた人員で対応できるようにするか?店舗のメンバーがいかに店舗運営に集中できる環境を整備してあげられるか?を常に考え仕組化、システム化を実行して参りました。

過去を振り返りますとお客様、クライアント、社内メンバーの課題を解決する事に打ち込んで来ており、さらには常に現状より、より良くする為には?を常に考え、新しい、仕組み、システムを提案、実行して来たように思います。

そういった中での自身のモチベーションはやはりお客様、クライアント、社員からの「ありがとう」の一言だったように思います。新しい取り組みというのは簡単に受け入れてはもらえません。精神的にも体力的にも本当にパワーが必要です。心が折れそうになった時も何度もありました。でもやはり自身の提案したもので「良くなったよ」、「楽になったよ」、「ありがとう」のお声掛けを頂ける事でここまで踏ん張って来ることができました。

これからは今まで経験して来た課題解決のノウハウ、ITの知識、様々な業界のネットワークを駆使してもっと多くの方々の課題解決のお役に立てればと思い起業するに至る。